和風です。 【森町T.S様邸リフォーム】

加藤建築

2009年12月25日 18:53


下屋の桁の支えが鉄骨でした。
その桁も鉄板が巻かれ、ちょっと異様な感じだったので、
鉄板をはがし、腕木と持送り板でつくり直しました。いい構えのなりますよ~。


玄関サッシもはまりました。昨日ですけど。


合板で下地を作り、防水層を施工します。
ここに下見板を張っていきます。


先にパネル状に作成し、押え棒を板なりに「ささら」にするので、
しっかり感がちょっと出ますね。『ささら子下見』っていいます。
裏から留めてあるので、釘などは表に出ません。



・簓(ささら)(054)
 ギザギザした階段状に加工されたものをいう。階段で段板を支える桁を簓桁(ささらげた)という。外壁の下見板張りで下見板の押えとして下見板のギザギザの形状に合わせて加工した押し縁を簓子(ささらこ)といい、これを簓子下見板張り(ささらこしたみいたばり)という。
・腕木庇(うできひさし)図(158)
 腕木を柱より出して桁を架け渡し、屋根板を葺いた庇のこと。庇の出が深い場合は持送り方杖や持送り板で補強する。

参考:建築用語

関連記事