太陽光発電レポート(2019年3月まで)

加藤建築

2019年05月17日 09:14

新築で太陽光発電を設置してから2年が経過しました。
2017年4月にお引き渡しした物件に搭載した太陽光発電の記録も2年が経過しました。

今回の年間平均売電金額は12,721円/月、平均自家消費量は101kwh/月で3,223円相当。
経済メリットは15,944円/月という結果になりました。

1年目に比べてメリットが少し下がったのが気になりますが、天候の影響もあるので長い目で見なければいけません。自家消費量は前年に比べておさえることができたようですね。

太陽光を載せずにオール電化スマートプランを契約した場合、3,223円×12か月=38,676円を電気代としてさらに払い、売電収入12,721円×12か月=152,652円もなかったことになります。

38,676円+152,652円=191,328円
191,328円×10年間=1,913,280円 ※天候も変わらず劣化がないとして

太陽光を載せるのにkwあたり35~40万なので十分ですね。

ちなみに、今年売電契約した場合の売電価格(固定買い取り価格)は、1kwhあたり24円となっています。
2年前は28円で、制度ができた10年前は48円からスタートしてます。当時は太陽光発電設備の価格も高かったでしょうから、一概に損得は言えませんけどね。



さて、固定価格買い取り制度は10年契約です。そう、2009年11月の制度開始から10年たって、契約切れの家庭が出始めます。
放置しておくと、自動で買い取りを継続するところと、無償でただただ自家発電した余剰分を送電してしまうところがあるようです。
自身のご家庭の状況をしっかり把握するようにしましょう。一応満了前にお知らせが届くことになっているとのこと。

詳しくは経産省ホームページよくあるご質問コーナーをご確認ください。

中部電力では、満了後の買い取りプランが発表されています。
これからデンキ:https://katene.chuden.jp/sotsufit.html



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