高所作業車特別教育受講


高所作業車ご存知でしょうか?
よく電気工事屋さんが使っているのを見かけると思います。
あの機種は、 中型自動車免許(ほとんどが総重量5t超え)に加えて、
操作するための資格が必要です。
「特別教育」はその初歩の資格で、
高所作業車の作業床を最大に上に伸ばしたとき、10m以下までしか伸びない作業車の操作資格を得られるものです。
実際の作業する高さではなく、その機種の最大能力で制限されます。
10m以上伸びる機種では7mの高さで作業していてもアウト。
10mを超える能力のある機種は「技能講習」を受ける必要がありますが、
木造住宅では普通3階建以下ですし軒先で9mほど。
外壁の一部補修程度なら10m以上で作業するようなことはないですね。
最近の地震や台風被害への対応で、高所作業車が大変役立ったそうです。
そこで今回、大工さんでも高所作業車を利用して対応できるようにと、
中遠建築工業組合が今週25日に特別教育の場を設けてくれました。
出張講習の講師は、産業・建設機械レンタル会社の株式会社レントの
レント教習センターの方。
はっきりした声で指導してくれるいい先生でした。
5時間の学科教育(自動車免許所持で原動機科目1時間免除)と
3時間の実技教育を行い、実際に作業床に乗って最大高さ9.9mで旋回操作!
高さは怖くないんですが、さすがに先端はフワフワと揺れます!
その揺れが慣れないと怖いです・・・。
特別教育修了証がそのうち発行されます。
足場をかけずに安全に作業できる高所作業車。
うまく利用していきたいと思います。
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