境界杭の座標値

2022年05月18日 | 日々の出来事

先日お客様との打ち合わせで境界杭の座標について聞かれ、詳しく説明できなかったので調べてみました。

役所で座標面積計算書というものを取得できるのですが、それには境界点の座標値が記載されています。
これは国土調査で正確に確定されたものです。

境界杭の座標値

項目は、X、Y、辺長、方向角となっていて、

Xは南北方向の軸で北がプラス、南がマイナス
Yは東西方向の軸で東がプラス、西がマイナスです。

一般的な縦軸横軸と違うのは、子午線を基準にしているからなんだとか。
北極と南極を結ぶ、赤道と直行方向の線。まずはそちらがX軸。

この原点は日本に19か所存在していて、静岡県のエリアは東経138度30分、北緯36度(長野県の山の中)が原点です。
これは実際は地球は丸いので、平面化したときの誤差を小さくするために、日本を細かく分けているのが理由です。
さらにいうと、地震などで地殻変動した時はちゃんと補正しているとのこと。

森町の場合おおよそ
X:-129000(原点から南に129km)
Y:- 52000(原点から西に52km)
という感じになっています。

辺長はそのまま杭と杭の距離。

方向角は、北を0度として右回りに表示されています。



辺長だけわかればいいと思ってましたが、調べてみると面白いですね。

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