電子印鑑とは簡単に言えばパソコンソフト上でハンコを押すこと。
いろいろやり方がありますが、見積もりソフトで書類のPDF化はできるので、
それにパソコン上でハンコを押して確認済みの証明とすれば、
紙に印刷することなく提出できます。
実際に法的に有効にするには結構面倒な対応をしなければいけないそうなので、
あくまで仮で、カッコつけみたいなものなんですけどね。
電子印鑑はAdobeReaderで押すことができます。
PDFファイルを開くと、右上に注釈というタブがあります。
そのなかにスタンプアイコンがあるので、そこからカスタムスタンプを追加することで
自作の電子印が使えるようになります。
それで、電子印鑑のほうの作り方をいろいろ調べてみましたが、
フリーソフトで完結するものがなかなか見つからなかったので、
いろいろ情報を組み合わせて実現できた方法を残しておこうと思います。
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■名前印
これは、フォントの白舟書体のホームページ上で操作できる
「
WEB認印」というプログラムで作ることができます。
書体は古印体と印相体のふたつで、本格的な認印が作れます!
おもしろいですね!いろいろ試してみましょう。
それができたら、AdobeReaderを開き、注釈-スタンプの追加-カスタムスタンプ
-カスタムスタンプを作成で取り込みます。
■角印(会社印)
これが厄介でした。
文字に重ねたかったので白い部分を透過させないといけないのですが、
その場合よくPNGやGIF画像にするらしい。
これは、WEB上で公開されているPhoto editor onineというプログラムで
作成が可能。
しかし、AdobeReaderで登録できるのはPDFファイルのみなんだそうです!
名前印のほうはPDF保存がデフォルトなので気づきませんでした。
Photo editor onineにはPDF出力する機能がついていません。
別途PNG画像保存してWindowsフォトビューアーから試しにPDF印刷してみたら
透過が解除されてしまいました。
それを回避するにはOfficeWordを使うこと!
Wordには、PDF出力する機能がついています。それを利用すると
透過データをそのままPDF化することができてしまいます。
では早速角印を電子化してみましょう。
1.まず、白い紙に角印を実際に押し、スキャナーで取り込みます。
2.それをいったんprintscreenしてペイントでPNG保存します。
(Photo editor onineがPDFファイルを開けないため)
3.
Photo editor onineで画像を開いて、白い部分を選択し、カットします。
詳しいやり方は省きます。。。
4.保存したら、それをWordから画像挿入し、
ファイル-エクスポートーPDFの作成で保存します。
5.名前印と同様にAdobeReaderへ取り込みます。
これで、認印と角印の登録ができました。
印刷しなくてもこの仕上がり!
いまのところメールで見積もり提出することはほとんどありませんが、
作っておけばいつでも対応できますね。